通りすがりの腐男子 2008年11月
彷徨う異邦人
通りすがりの腐男子
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熱伝導(明治カナ子)
2008-11-21-Fri  CATEGORY: 芳文社
熱伝導 (花音コミックス)熱伝導 (花音コミックス)
(2006/05/29)
明治 カナ子

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一気に寒くなっちゃいましたね…。
寒い季節生まれにもかかわらず寒いのは苦手です。
もっとも暑い季節も苦手ですので結局のところ一年を通じて季節に対応出来ない管理人です(笑)

恋愛において両者の年齢差が大きければ大きいほど端から見ると好奇の対象になってしまうのは、
恐らく男女関係ないとは思いますが、馬尾(表紙右でぬいぐるみを抱えてる側)の場合、
ただ年上、ということでなくなぜか「太ったおばさん」というのがさらにくっついていることで
より周囲からの好奇の目にさらされてしまいます。
確かに自分も一体ここからどうやってBLになっていくのだろうかと思いました(笑)ので。

でも馬尾がなぜかそうした相手とばかりと不毛な恋愛を繰り返してしまうのはただ単に
相手が年上で大きくてやさしいから、というオプションとは別にある身近な特定の誰か、
同じ寮で暮らす木戸先輩に対しての思いが強すぎるばかりにその思いを誤魔化すため_____。

誰だって好きで傷つきたくはないはずです。
でも思いが強ければ強いほど相手のことを思えば思うほど、その相手にもし自分の想いが
伝わらなかったら、ということを考えてしまうと一概に逃げてるだけだ、と馬尾を責めることは
出来ません。

作者さんは「ほのぼのなので、まったり読んでいただけたら幸いです」
とコメントされてましたが自分にはとてもまったりとは読めませんでした……。
むしろ馬尾の木戸先輩に対するあまりのいじらしさが切なくさえありまして、
これでもし木戸先輩が馬尾の気持ちに気づかなかったら「ちょっとアンタ何様だー」とか
思ったりしました(笑)が、そこはまたこの木戸先輩、なかなかイイ奴でありまして……。

まあ、ちょっとムッツリ(笑)なのはいいとして、かといってこのガタイなのに
下戸だったりするのが結構意外な気もするんですけど(むしろ馬尾がこの見た目で酒豪だから
余計にそう思える?)でも恋愛に意外性がなくってどうするんだ、というのが自分にとっての
BLに対する勝手な持論(笑)なのでその点に関してはきちっと期待に応えてくれてる作品なのでは
ないのでしょうか?


うん、今回はそれとなく感想が書けた気がするぞ(笑)

あ、あと「ぬいぐるみ」が話のカギですよ……、とか言ってみたりして
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メンクイ!(田中鈴木)
2008-11-17-Mon  CATEGORY: ビブロス
メンクイ (ビーボーイコミックス)メンクイ (ビーボーイコミックス)
(2000/07)
田中 鈴木

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今月初めに発売された新装版と表紙の絵が違うのは自分が持ってるのは8年前のだからです。
ちなみに新装版については「新たに再編集された特別バージョン」とか書いてあるよ……
(何が違ってるのかわからない分不安を煽るなあ、このコピー……)

兄が美形ゆえに自らの平凡さ がコンプレックスになってるという唐沢ことりは、
前々から違うクラスの赤岩要のことをカッコイイヤツだなぁ、と思っていたのだけれど、
そのカッコイイヤツから思いもよらず「すき」、と言われてしまって……。

自らが平凡である、という自覚がある分、美しいもの、きれいなものに自然と興味が
湧いてしまうという心理はとてもよくわかります(笑)
自分がフィギュアスケートを観ることがすきになったのもそういうことが理由のひとつです。
こう言ってはなんですが時にはあたかも美術品を眺めるかのように
「ああ、あのひとかっこいいなあ」とか「きっともてるだろうなあ、あの顔なら」
とか思うこともあります。

ただ、ここで重要(笑)なのは、ことりが言うように

「確かにオレはキレイな人が好きだけど それはこんな感じ
 例えば兄貴の隣りにすごい美人がいたらなんてお似合いだろうと思ったり」

と、必ずしも自分自身がどうこうしたい、なりたい、というわけではないのです。
もし思ったとしても自分はその立場にはふさわしくない、って思いますし。
現実、そうなるはずもありませんし、まずその前にそういうひとたちとは接点がないよ(笑)

見られる相手には失礼極まりないかもしれませんがある意味「見るだけならタダ」ですし、
実際のところ、そう深くは相手の内面までを考えてないです。
(といっても顔はいいけど中身はサイアク、とかそこまで偏屈に考えたりはしません←笑)

あ、ことりは管理人のような人でなし(笑)ではありません。
きっかけこそ顔からだったかもしれないのですが赤岩と接点を持つようになって、
色々悩み出します。
自分があんまり普通でつりあわないんじゃないか、とか
赤岩が自分のことをつまんないヤツだって思ってるんじゃないかも、とか、
つまり相手の立場を考えるようになった。
たぶんそのあたりが憧れと恋との違いなのかもしれませんでしょうか。

憧れは一方通行ですけど恋はそうではないですからね。
じゃあ、自分の心理というのは憧れなのか、さて。←いわば答のない答に自分で行き詰まる(笑)

一方、そんなことりのおめがねにかなった赤岩のことりに対する半ばストーカーともいえる
すきっぷりもみていて微笑ましいです。

ホント独占欲強いし、ヤキモチやきだし、短気だし、でも美形だからそれでもいいのか(笑)


当時、3巻をどうにか書店通販で買ったものの、その前の巻、特に1巻の購入が
本当に大変で大変で・・・(結局ヤフ◆クで入手しましたが)
まあ、今思えばこれもまたいい思い出です。
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日常という非日常2
2008-11-16-Sun  CATEGORY: 未分類
見たくない方はスルーして下さい。
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ノーカラー(夏目イサク)
2008-11-13-Thu  CATEGORY: 新書館
ノーカラー (ディアプラスコミックス)ノーカラー (ディアプラスコミックス)
(2005/11/30)
夏目 イサク

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このブログを立ち上げるにあたって最初のレビューを何にするかで迷った中のひとつです。
ここ数回、年下攻、とかわんこ、とかばっかり言ってますが(笑)この作品は特にそれらに
あてはまってるわけではありません。

片や超マジメ人間、その一方はというと騒々しい上に馴れ馴れしい。
そんな両者がたまたまお隣さん同士だったことから始まるラブコメディ____。

以上、この作品を100字以内で要約してみました、って強引すぎだよ(笑)

では改めて、

「イチャイチャ」という言葉すら脳内にインプットされてない超マジメな人間が
今まで知り得なかった世界を知ることによって新たな自分を
見つけるいわば人間再発見ドキュメントである____。

まだ続けます(笑)

かつては若くして大賞やら、佳作を受賞していたのも今や昔、最近はコンペに
十回連続で落選し、もはや「ただの人」と成り果てた、飯田章吉(たぶんハタチすぎ)が
坂本と出逢って自らの自信を取り戻すいわば人間再生プロジェクトである____。

すいません。

きっと血液型でいえばA型とB型みたいな間柄でも、両者で互いに歩み寄り、互いを理解し、
足りないところは補い合うことが出来れば必ずしもパーセンテージで示されるほど、
相性は悪くはないはずだよ、みたいな感じかも。

マジメでメガネキャラで、堅物で、もはや、一番恋愛からほど遠いはずのキャラに
光を当ててくれてありがとう。
でもってこのキャラがかなり天然入ってるけど、無自覚に相手を翻弄してるところもまたいい。

……そういう趣向もまたすきなんですよ(笑)




ところで私事で恐縮ですが昨日誕生日でした。
いわゆる「さそり座の男」ですな(笑)
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太陽は罪な奴(中村かなこ)
2008-11-11-Tue  CATEGORY: リブレ出版
太陽は罪な奴 (ビーボーイコミックス)太陽は罪な奴 (ビーボーイコミックス)
(2008/01/10)
中村 かなこ

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作者にとってこれが初のBL本、とのことです。
ちなみに自分にとっては恐らく10数年ぶり、というのもその以前に見た作品は
確かマンザイものだったような気がします。
ついでにいうとその作品はBLではなかったような気はするのですが、
やたら男性キャラが熱かった印象があります。

……ということで恐らく干支も一回りするくらいぶりにこの方のコミックスを手に取りました。
タイトルの作品も干支までもはいかなくても10年ほど前の作品でした。
特にああ、これって過去っぽい、と思わせたのが、「ゲムボ」のフレーズです。
そうか「ゲムボ」か……。
何とも時代を思わせた瞬間でした。

しまった、なかなか本題に入れない(笑)


元々、表紙の絵の印象が強くて入った感もあるんですけど、特に左の方(矢田先輩)
の描写がまあ、何とも、というか、こう、いいんですね。

一見硬派で無愛想に見えるけど、かといって無口というわけでもなく、
心に思ったことを包み隠さずにストレートに口に出来る人。
そして、その一言一言がとても聞く側の心を射抜くような感じが見た目以上の
スケールの大きな人間性を思わせます。

一方、右の年下クン(渡辺)は先輩よりも背が高くて、ニブくてたくましくて、
あこがれてた、ってことだけでいきなり先輩にキスを仕掛けてしまうことが
出来るくらいの何ともそれこそ猪突猛進を絵に描いたようなキャラ。

「オレこの人になら、こんなこともできちゃうんだなぁって、すげー手っ取り早く思い知った」

そんなキャラだから結果的には先輩の唇を奪うどころかもっと大事なところも
奪ってしまう。

けれど、先輩の家を出た後で雪の中を歩くシーンでさっきのことを単純にああ、よかった、
といったような達成感や満足感に浸らせずに、あえて気持ちを「かみしめる」という
フレーズにしたことでより自分のしてしまったことに対してより実感を深めさせようと
してる描写が何とも心憎いところです。

そして主人公は二度「胸がいっぱい」になります。
最初はさっきの雪の日の帰り道、そして二度目は先輩から帰りに一緒に帰ろうと
誘われた後、ネットの向こうで練習しているのを見ている途中。

けれど最初と二度目とでは明らかに「胸がいっぱい」になる理由が違っている。
しかも先輩の背後に照りつける太陽の日差しが、その気持ちを主人公により
深く刻み込ませるにあたって何とも効果的なこと!

ページ数が思ったよりも少ないのでその分、ひとつひとつのシーンに込められた思いが
後になってじわじわくるような、そんな作品です。

あえてここで言うまでもなく太陽とは、    です。



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