通りすがりの腐男子 僕の知るあなたの話(鈴木ツタ)前編その2
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僕の知るあなたの話(鈴木ツタ)前編その2
2009-06-17-Wed  CATEGORY: 竹書房
前回書いたのが2週間前ですね、のんびりですね、ええと…、何はともあれ_(._.)_

さて、正直自分はこの話を取り上げたことを後悔しています。
何故なら「LOVE」がない。
まあ、ぶっちゃけた話、ABCがない、という意味でのです。
細かくいえば軽いA?、はあるでしょうけど、でもあまりにさらっとしすぎててうっかり
スルーしてしまいそう…。
唐突に話の核心に触れてしまうのもあれですが、この話は作者様も後書きにて
コメントされてるようにメインキャラにおける受け攻めがはっきりしていないという
ちょっと変わったものです。

本来、というほど厳密ではないにしてもBLにおいて、いや、BL(BOYS LOVE)と
いうくらいなのだから愛があってしかるべきなのでしょう。

両者の間に愛があるとするのなら、当然受けの立場と攻めの立場が存在する。

受けがいて攻めがいるとするのなら、そこには突っ込む側と突っ込まれる側がいる。

読む側にとっては互いの立場における役割分担なるものを半ばお約束のごとき
頭の中に植え付けながら話の世界に入っていくはずが、この話においては本編ではおろか、
描き下ろし中でも何となく受け攻めの位置設定がはっきりしないまま終わってしまったのですね。

だから自分は後悔しているのです。
何だか難しいものをテーマに選んでしまったかなあ、と。

冒頭に「LOVE」がない、と書きましたが、その直後にABCがない、と書きました。
LOVEとABCはいわば切っても切れない関係ではあります。
ですが、LOVEがあるからこそABCに至る、これは何もBL界に限らずは半ばオプションとして
くっついてるのが当然ともいえる中であえて違う切り込みで入ってみたところが自分には
何とも強く印象に残ったのも確かです。

好き同士かもしれないけどABCに至るわけでもない。
かといってどっちが上でどっちが下、というわけでもない。
むしろこういう路線は少年誌におけるキャラ設定に近いともいえるような気がします。
ある意味両者が対等の立場でないと出来得ない関係性のようにも思います。
ただ、少年誌の場合は限りなくBLっぽいのに、当人同士にはその自覚がない、というのが
むしろお約束なのかもしれませんけどね。

ただ、この話に出てくるキャラと少年誌に出てくる限りなくBLっぽい間柄のふたりに
共通してるのはきっと恋愛には不器用なんだろうってことかもしれなくて。
ちゃっかり自分の置かれた立場をそのまま利用してしまいますが、男なんぞは基本的に
恋愛には不器用です。
あと、誰かを好きになる時に案外これが!といった理由がないことも多い(苦笑)。

だからこんな作品が出来上がってしまったのかもしれなんだ・・・。

何も受け攻めがはっきりしてなくても両者が両者のことを想い合っていればいい、
それでも十分にLOVEになり得る、と個人的には思います。

作品では楢崎さんが一応年上で、しかも会話の主導権を握ってるようにもみえますけど、
最初に声をかけたのは若月くん(作品におけるもうひとりの主人公的立場のキャラ)ですね。
ついでにいうとキスするときに先に手を回したのも、お持ち帰りしますよ、って言いながら
手を握ってきたのも彼ですし、まあ場面場面によってお互いに受け攻めの立場を程よく
使い分けてるみたいでいいじゃないですか。

あ、実際は前途多難っぽいところはまあ、そりゃそうでしょ、ということで。
そこは読む手側の心の中でストーリーを決めてね、って後書きで委ねられてますし。



と、無理矢理しめてみた……(笑)
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