通りすがりの腐男子 恋について(大竹とも 原作/木原音瀬)
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恋について(大竹とも 原作/木原音瀬)
2009-08-15-Sat  CATEGORY: 蒼竜社
元は小説が原作のストーリーを漫画化した、とのことですが、
自分は小説の方は読んでいません。
今回この本を手に取ろうと思ったのは新聞に載ってた広告を
たまたま目にした時に何かにたぐりよせられるものを感じたのです。
何ででしょうね。
今思えば表紙のメインキャラの立ち位置からどこかちょっとした
不可思議さを感じた、ってところなんでしょうか。


ストーリーはブライダルコーディネーターの
朝霧(表紙では眺めてる側)が初めて結婚式を担当した客である笹川(表紙では
背中を丸めて座ってる側)と一年ぶりに再会したところから始まります。

本来ならコーディネーターは客とは個人的に関わらないことが基本。
それでも朝霞は笹川には特別な思いがあるようで、同僚の制止にも耳を貸さずに
仕事帰りに居酒屋に誘ってみたり、休日には映画館や美術館に出かけたり
するほどの仲になっていた。

そしてある日、朝霞が泥酔してしまった笹川をマンションに送っていった時、彼の部屋で
見た光景は・・・。


この笹川というキャラ、ぱっと見こそ知的でどこか繊細なイメージをそのまま実体化させた
ようなビジュアルでありながら、実像はそうでもなかったりしてます。
優柔不断で気も弱いし、寂しがり屋だし、その上、割と考え無しに行動しちゃう
ところもあるのでこういう「困ったちゃん系キャラ」の暴走ぶりには読む側にとっては
すききらいの評価が分かれてしまうかもしれません。
実際読みながら「うわあ、これ、やばいっしょ」と思うところもしばしばありましたし・・・。

でもそこで終わらせないところがこの話の「ミソ」なんだと思います。

相手の醜い部分を目にするのは決して気持ちのいいことではないです。
そんなはずじゃなかった、って幻滅したくもなるでしょう。
ましてや好意のある相手であればあるほど「裏切られた」って思うのも
ある意味自然の成り行きかもしれません。

ただ、ちょっと見方を変えてみれば、そうした醜い部分は裏を返せば
醜いと思う自身にも宿っているかもしれない。
自分をメインにして相手を見るのか、あるいは相手の立場になって
自身をみるのか。

何となくそんな部分を読む側にも問われてるのかもしれない。
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